aosora

2020年は1月5日㈰から

営業開始致します

メールでもご予約いただけます

①ご氏名　

②ご希望日、時間帯

（第2、第3希望までいただけると助かります）

③ご希望のメニュー（カット、カラーなど）

④ご連絡先電話番号

きっとスタッフ1人がこなす仕事量は膨大で

長居はご迷惑になるだろうから

お邪魔にならないように、と思い

少し緊張しつつ訪ねたのですが、

お忙しい作業の手を止めて

スタッフ全員で出迎えていただき

私も一気に緊張がほぐれホッとして

笑顔になっていました

本当にこの5名で全ての作業をと思うくらい

代表の渡辺氏はじめスタッフの方々は

多忙な様子を窺わせず皆さんそれぞれの業務を

本当に手際よくされていました。


ウィッグはタイのアデランスの工場で作製される

ので事務局では発送までの工程が行われます。

全国のドナーから届いた髪はスタッフが丁寧に

開封し長さを計測して選別後まとめて箱にパック

してトリートメント加工をする海外の工場へ

発送します。

慣れた様子で進められる作業でも髪には細心の

注意を払いとてもデリケートに扱われて

ドナーやレシピエントへの気遣いと敬意が窺がえ

とても印象的でした。

事務局では、ウィッグを受け取られる方の

メジャーメント(採寸）など、レシピエントへ

届けられるまでのメインとなる業務の他に

認定証の発行など様々な事務的な作業に加えて

SNS、ホームページで公開されている情報の

更新、週末のイベントへの参加や講演会、

美容師向けの講習会を行い、夏休みには

子供たちの見学会やボランティア体験の企画

など本当に精力的な活動をされています。

オフィスの一角はギャラリーになっていて

訪問する見学者のためにウィッグ作製の工程が

分かりやすく丁寧に手書きで掲示されていました。

ウィッグに使用される毛植えする前の処理毛や

ウィッグが展示されていて実際に手で触れて

感触を確かめることが出来ます。

私たちがドナーと届けた髪が

綺麗にトリートメント加工された毛束に

実際に触れることが出来て、

感慨深い気持ちになりました。

ウィッグは本物らしく見せる技術だけでなく

長い時間装着されるお子さんの負担に配慮されて

肌に触れる面や髪質は柔らかく馴染むように

手触り、色、艶、毛量、どの条件も

品質を重視して改良をされ全て手作業で作られて

います。

ウィッグが届けられるまで

たくさんの人の手を通して思いが繋がれていると、

改めて実感することが出来ました。

https://www.jhdac.org/onewig-report.html

ウィッグ製作のレポートはこちら

一面の壁には髪と同封して届けられる

ドナーからのお手紙がディスプレイされていて、

ジャーダックが全国のたくさんの方に賛同され

支援されていることを実感し、見えない相手へ

感謝の気持ちを常に心がけて活動されている

姿勢が窺えました。

そして、

スタッフの方が黙々と作業を続けられる中

渡辺代表にはジャーダックの描くビジョンや

8月にデビューしたシャンプー開発への

熱意と経緯など様々なお話をしていただき、

また、貴重なお時間にもかかわらず私の

ヘアードネーションへの思いを語らせて

いただき、高揚して熱が入り過ぎて

時間を忘れつい長居をしてしまいました

にも拘わらず、退室の際も作業の手を

止めて皆さまでお見送りしてくださり、

終始温かいお心遣いに心を打たれました

ジャーダックの皆さまには多忙の中

急な訪問を快く受け入れていただき、

心から感謝申し上げますm(__)m

今回はジャーダック訪問というメインの他に

梅田のヘアードネーション賛同店で活動の

情報交換を兼ねたカット＆ヘッドスパ

の施術をしていただき、

もちろん地元の人にお勧めされる

絶品お好み焼きを食し、、

不慣れな大阪ということで何故か常に
時間ギリギリの強行でしたが

全てのスケジュールを無事にこなし、

大阪人の人情に触れて本当に充実した

有意義な24時間を過ごして参りました。

私たちは常に社会で自分の在り方についてを

模索しています。習慣や環境に依存した

既成の価値観に取り込まれて当たり前が

当たり前で無くなる時、堅固な自我で正直に

生きる人に憧れます。

人と向き合い臆せず自分の言葉で伝えるだけで

当たり前を当たり前と共感される感覚が自分の

価値を教えてくれる。自分に向き合い正直に

自分を信じることが出来る正直な人の言葉は

シンプルで尊く、人の心を動かします。

今回の訪問は改めて自分の足元を見直して、

指針を得る機会となりました。

ヘアードネーションの理念である

「多様性を受け入れ成熟した思考を持ち

1人1人が変わることで世の中から差別や

偏見が無くなればウィッグは必要なくなる。

ヘアードネーションという活動を終わらせる

ことが出来る。」という未来への希望を糧に

日々の活動を丁寧に続けていこうと思います。

https://www.jhdac.org/jhdac.html